建築物を緑化した最初の事例は、古代メソポタミアのピラミッドであると言われています。紀元前2113年に始まるウル第三帝国時代に建造されたそのピラミッドは、周囲に階段のあるテラスを重ねた塔の構造を持ち、高木や灌木の植栽がされていたと推定されています。
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次いで古く有名な屋上庭園は、紀元前7世紀頃のバビロンの空中庭園です。これは古代の世界七不思議の一つに数えられています。新バビロニア王国(前700年〜)のネブガドネザル二世(前7-6世紀)が首都バビロンの王宮のテラスに築いたと言われていますが、現存ません。またこれには、遠くメディア(現イラン)から嫁いできた王妃アミュティスが、緑の乏しい平坦地のバビロンで緑豊かな故郷を懐かしみ沈んでいるのを見かねて、壇状のテラスに、泉水、樹木でその地の景観を再現したとの由来が伝えられています。 |
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日本における近代建築での屋上緑化は、文献や絵葉書などにより明治の終わりから大正にかけて見られますが、現存する古い屋上緑化の事例としては昭和10年に造られた台東区の朝倉彫塑館があります。戦後、屋上緑化が本格的に行われだしたのは昭和30年代後半からであり、渋谷宮下公園、日本橋高島屋などが有名です。
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